“告白しないの?” その言葉を思い出してさらに顔が火照った。 鼻血が出るかと思った。 「頑張ろうね。夜も」 「えっ!?」 「勉強。めんどくさいけど」 間宮くんはそう言って微笑んだ。 「う、うん。頑張ろう!」 湯上りでよかった。 顔赤いのバレない。 単純なあたしは、この一言だけで 勉強も頑張れる気がした。