禁断の図書室!?

そんなことを考えていると、
急にドアが開いた。
「本当にいたんだな。銀色の魔女。」

そこには黒髪に銀縁のメガネをかけた
綺麗に顔の整っている男子がいた。
「誰。お前。ここどこだか分かって
来たの?」

「はっ?図書室だろ。」

「もういい。とりあえず...
消えて。」

次の時には私のかました回し蹴り
をらくらくと片手で止められていた。
「恐っ。急に足出すか?」

「なっ。お前。」
カウンターをかましながら 
こいつを睨んだ。
全部を片手で止めながら笑顔の奴
をみてイラつきがたまっていった。

こいつ...強い。

確実に今までの奴とは比べものに
ならないくらい強い。
笑顔の奴をもう一回睨むとそれを合図
に奴に両手を抑え上げられた。
足を出そうにも壁際まで追い込まれて
いて、真ん中に足を入れられて身動き
取れなくなってしまった。
「何のようなんだお前。」

そいつは笑顔で、答えた。