切恋~First Love~



神崎涼があたしの胸のてっぺんを集中的に舐める。


そしていきなり、そこを舌で弾いた。


「・・・ぁあんっ・・・・・・!」


何、今の声・・・。


無意識にでたその声に、あたしは恥ずかしさを隠せなかった。


「やっと鳴いた」


でも神崎涼は満足そうな顔をして動き続ける。


そんな新しい顔を見て、またときめくあたし。


下の部分を、神崎涼の指が行き来する。


触れられている部分が熱くなって、ジンジンする。


こんな感覚を、何十人もの女の子が味わったのかな。


激しく動かしたかと思えば、ゆっくりとなぞるように触れる。


もっと・・・って、あたしが思ったときにいっつも意地悪する。


「・・・んっ!・・・神崎涼の、ば・・・っか・・・」


しゃべりたいけど、『声』は抑えたい。


このよく分からない状態にあるあたしはうまく話せない。


「・・・こんなに感じてる奴がなに言ってんだか」


あたしはしばらくの間、神崎涼に弄ばれた。


もっともっと、触れてほしい・・・。


なんで自分がそんなことを思っているのか、分からなかった。


でも、気持ちいい―――――


・・・そんな感じがする。