「あれ、あたしの家」





割とキイチのマンションから、あたしの家は近かった。





「へー・・・。近いな」





「じゃぁ、ありがとう。仕事、がんばってね!!」





あたしはそれだけ言うと、キイチから何か言われる前に、家の中に入った。