「く〜ろ〜き〜くぅ〜ん♪」



気持ち悪いほど甘い声に背筋がゾゾッとした。



「桃華ちゃんと仲がいいようで♪」



ガバッと後ろから抱き着かれる。



「う、うわ!!浜中!!!」



さらにゾゾゾッと悪寒が走る。



「あ、桃華ちゃん♪改めまして俺、浜中良平っていーます!!黒木君の大大大親友です☆」



「俺、そんなこと……フガッ!?」



浜中に口をふさがれた。



目は笑ってるけど……なんか怖かった。



耳元で「だまっとけ」と囁かれる。