「あぁ……わかってる……もうすぐ出るよ……。」 会話が聞こえてくる。 きっと親からの電話なんだろうな。 もう、出発しなくちゃいけないんだね。 会えなくなっちゃうね……。 「………ッ…」 悲しいよ…苦しいよ…。 「あれ、浜中と真凛は?」 黒木君の声で、ハッと我に返った。