初恋の味はどんな味?

「そ、それより中入って。」



もう11月。



夜は肌寒い。



風邪ひいたら大変だから。



それだけなのに…



「え、マジ?いいの!?あの…親は?」



黒木君は顔を赤くしてうろたえている。



「親?親なら共働きで毎日遅いよ。」



"どうぞ"と中に入るように促すと、黒木君は遠慮がちに中に入った。



私も中に入り、ドアを閉めた。