初恋の味はどんな味?

―桃華 視点―



黒木君、なんもわかってない!!



ちょっとは気がついてくれたかな?って期待した私がバカだった!!!



ただ怒りに身を任せて、階段を駆け降りて、ローファーを履いて、外に飛び出した。



外を走るうちにだんだん頭が冷えてきて…



怒りがおさまり、代わりに後悔がムクムクと顔を出してきた。



そして、バックを屋上に置きっぱなしということに気付いた。