うどんを食べてお風呂を済ませた私達


寝る前のゆっくりした時間をテレビを見て過ごしていた


「そうだ!今度本社で秘書研修があるの」


「いつ?」


「まだ聞いてないけど、沙耶ちゃんと二人で行ってくるね」


翔太はテレビを見ていた目を私に向けた


「沙耶ちゃんと?」


「うん。仕事だし…もちろん反対はしないよね?」


翔太は腕組みをして何か考えている素振りをしている


「沙耶ちゃんが行くってことは、先輩に話がいって、あの古城って奴も…いや、待てよ?秘書研修なら古城も来るんじゃねぇの?」