「25歳です。3つ上のハズですから」


「そっか〜年上なんだ。彼氏と仲良くね」


私は沙耶ちゃんを見送り、コーヒーを一口


彼氏ねぇ〜ドコかで見たような…


会社かしら


それとも近くのコンビニ?


しばらく思い出そうとしたが、何も思い浮かばず


まっ、沙耶ちゃんには悪いけど、平凡な普通の男ってことでいいわよね


うんうん!私の翔太の方が数倍カッコイイわ


私は心の中でガッツポーズをしてコーヒーを飲み干した


そして、偶然…


彼に会ってしまうなんて思ってなかった私は、呑気な顔でカフェを後にした