2つに別れて何をするのかドキドキしながら待っていた私


これから始まる表情のレッスンが苦痛の時間になるなんて…


「では始めましょう」


白河さんが古城さんのグループに何やら説明をして、私達の方へとやって来る


「では、コチラから向こうに歩いて行きます。そしてスレ違いに顔を見合せて、笑顔になってください。そして向こうで待機です」


ん?向こうへ進む?


スレ違いに笑顔?


まぁ人数的に古城さんとスレ違う確率は…ないわよね


私は向こうの様子を必死で窺いながら、心の中で神様にお願いをしていた