安定感のあるところじゃないと怖くて生きていけないわ


30歳になってやっと気付いた私


「落ち着けって…今日は石川さんの知り合いもいるらしいから、お前、マジでウルウルの上目遣いは禁止な」


「そんなぁ〜」


翔太は石川さんの部屋のチャイムを押した


カチャ


ドアが開き、久しぶりに見る石川さんは、またまた素敵になっていた