学園王子×天然姫1





ぎゅう…





翔は優しくあたしを抱きしめてくれた




「好きだから…」




そう小さく翔がつぶやいた






あたしも



「翔が大好きだよ…でもね…あたし翔を傷つけた…一回翔の事嫌いになった…けどまだ好きで…諦めきれなくて…もう…わかんないの…このままじゃ…もっと翔を傷つけちゃうかもしれない」








もう涙でなんて言ってるのか分かんないくらいだった






でも翔はちゃんと聞いてくれた