ガラガラガラ




あたしと雅也は古びた感じの保健室に入った





「なんか古いね~」



あたしが震えながらいうと






雅也はもう爆笑してた



「足しびれるとか面白れえな」



「…だって長かったんだもん」






「そーゆ雅也は足しびれてないのぉ?」





言い換えしてやりたくて




言ったその言葉なんだけど






言った後に後悔した……





保健室に来た事に後悔したのかもしれない





それは…




雅也があたしをベッドに



倒した状態で




捕らえていたからだ…




ッドキン


怖かった…




雅也は別人のように冷たい目つきであたしを捕まえているから







身体が震えていた…





雅也は何も言わず…



あたしを見つめてる













どうしちゃったの?