図書室に行ったけど アイツの姿はなかった 自分から呼びだしといて なんなの? 「気まぐれ王子ー…」 「誰が気まぐれ王子だって?」 後ろから声がした… 振り返ってみると涼しい笑み を浮かべたアイツがいた それより…聞きだい事が あるんだった アイツに思いきって聞いてみた 「学園の王子様って本当?」 そしたらあいつ…ダルそうな 顔で「まぁな」って答えた 王子様の噂は本当だったんだ 胸が締め付けられるように痛かった