「あたしはアンタの事好きじゃないし!好きでもない人とキスしたくなかった」






でもアイツは余裕の笑み




「じゃぁ俺がお前惚れさせてやるよっ」






な…なんなの?この人…







「アンタなんて死んでも好きになんないから」





今にも泣きだしそうなあたし





「上等だっ!俺しか見えないくらい惚れさせてやるよっ!」






そう言ってあたしの制服の右
ポケットから携帯をとった





「ちょ…ちょっと返してよ」





「俺が呼んだら来いよ!」





そう言い残しアイツは保健室を出た