「…はよ」 え…? 席について一段落してると、となりの仁堂くんに挨拶された。 「あ…おはよう」 いきなりの事でびっくりして私は固まってた。 「祐希奈!一時間目始まるよ!!」 と言う優衣の声で我に帰った。 「あっうん」 えっと… ノートとワークと教科書…。 あれ…? 教科書…。 教科書…。 「まさか…」 今日の朝慌ててたせいで… 忘れた!?