「ラブラブですねー♪」


成宮さんがいなくなってから、キョンキョンに近付く。


「お陰様で♪」


笑顔のキョンキョン。

何かいいことでもあったかな？


「でも何で成宮さん？絶対キョンキョンには一輝の方が合うのに」


俺のモヤモヤをキョンキョンにぶつけてみる。

これは友達として、一つの助言だからな。




「前から好きだったの〜…一輝もそれは知ってるし」


一輝知ってたんだ？

だったらやっぱ、一輝はキョンキョンのこと何とも思ってねぇのか？


「てか何でソウソウは一輝を推すわけ？」


「え〜…だって、一輝といるキョンキョンの方が素じゃん？まだ成宮さんに慣れてないだけかもだけど、やっぱ自分つくったままはしんどいだろ？」


何も言わないキョンキョンに、まだ言葉を続けた。


「俺はそう思っただけ。キョンキョンがいいなら、いいけどね♪」


そう思ってるのも本当だけど。