「バカ爽!!てめぇだけ落ち込んでんなよな」
一人うずくまっていると、次々に皆もやってきた。
「お前のせいじゃねぇよ。つーか爽が打てないような球、俺じゃ百年懸けても無理だぞ?」
俺の頭をグシャグシャにしながら、ヅミが言った。
顔を上げて見ると、ヅミも目が真っ赤。
「そうだよ。ていうかそれなら、打たれた俺が一番悪いでしょ?」
同じように励ちゃんの目も真っ赤。
「違う!!励ちゃんは全然悪くない!!」
大声を出して反対する。
励ちゃんのせいで負けたなんて、これっぽっちも思ってない!!
するとニコッと微笑んだ励ちゃん。
「ありがとう。でも俺も皆も同じ気持ち。爽が責任を感じる必要はないよ」
ビックリした。
そしてなぜか納得したんだ。
だって、それがこのチーム。
……鈴一高校!!
そんな最高のチームとも、今日でお別れってことだよな…。
一人うずくまっていると、次々に皆もやってきた。
「お前のせいじゃねぇよ。つーか爽が打てないような球、俺じゃ百年懸けても無理だぞ?」
俺の頭をグシャグシャにしながら、ヅミが言った。
顔を上げて見ると、ヅミも目が真っ赤。
「そうだよ。ていうかそれなら、打たれた俺が一番悪いでしょ?」
同じように励ちゃんの目も真っ赤。
「違う!!励ちゃんは全然悪くない!!」
大声を出して反対する。
励ちゃんのせいで負けたなんて、これっぽっちも思ってない!!
するとニコッと微笑んだ励ちゃん。
「ありがとう。でも俺も皆も同じ気持ち。爽が責任を感じる必要はないよ」
ビックリした。
そしてなぜか納得したんだ。
だって、それがこのチーム。
……鈴一高校!!
そんな最高のチームとも、今日でお別れってことだよな…。



