「そ、そんなこと…っ」


「顔超真っ赤♪」


ジリジリとアイボンとの距離を詰めていく。

けど、どんどんアイボンも下がる。


ドンッ


「あーあ。行き止まり」


背中が壁について、逃げ場のなくなったアイボン。

それでも横から逃げようとするから、アイボンの両側に手をついた。


「何で逃げんの?」


今度は少しずつ顔を近付ける。


また逃げられるかと思ったのに、目を閉じたアイボン。




ドキッ


ヤバイ…!!

まじで襲いそう!!


チュッ


寸前でブレーキがかかった俺は、アイボンの頬に軽くキスをした。


あ、危ねぇ…!!