カッキーン!!


カッキーン!!


カッキーン!!


あー!!クソッ!!


「絶好調かよ、俺ぇ!!」


カッキーン!!


ここまできたら、単純な自分がかわいく思えてくる…。


「はぁー…休憩しよ」


ボックスから出て、ベンチに腰をかける。




そのとき……


「ははは!!慌てちゃってかわいいなーっ」


「ちょっと俺らとお話しようぜー!?」


気持ち悪い笑い方の男が二人、女の子を挟んで話してるのに気が付いた。

ま、もちろんアイボンなんだけど。


何してんだよ…っ。


「あ、そこのお姉さん!!ちょっとこの機械動かないんだけどー」


ナンパにはナンパで勝負しなきゃな!!