試合が始まると、俺のテンションはマックス!!

こんな俺に着いてこれる女の子なんて、今まで存在しなかった。


けど……


「キャー!!今のセカンドうまくない!?」


「ヤベーな♪まじカッケー!!」


キョンキョンとなら盛り上がれた。

お陰で試合は倍楽しく思えた。




「あぁークソ!!負けたー」


「ねー…おしかったけどっ」


でも残念ながら、俺らが応援してたチームは負けてしまった。

でも大満足の試合だった。


「楽しかったあ♪」


帰り道、いつもの笑顔で笑ってくれたキョンキョンを見て…自然と笑いが込み上げてくる。


「ふ…ははは♪」


「え?何?」


「いやー?キョンキョンがそう言ってくれるのうれしくて♪」


この胸のドキドキが気持ちいい。

キュンって音が聞こえてしまいそうだ。