【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜

「一輝とは野球だけじゃなく、恋のライバルにもなるから♪」


「ちょっと…ソウソウ!?」


またキョンキョンには怒られそうだけど、今の一輝の顔を見ればよく分かる。

お前もやっぱりまだキョンキョンが好きなんだ?


「…へぇ……爽の気持ち初めて知った。でも決めるのは叶夏だからな」


これが一輝なりの俺への威嚇だってすぐに分かった。

受けて立つってか?




「分かってる。けど俺が今日は先約だから……じゃ行くかキョンキョン♪」


あえてその場でキョンキョンの手を握って、学校を飛び出した。


「キョンキョン行きたいとこ考えた?」


これからが楽しみ過ぎて、自然と笑顔になってしまう単純な俺。


「…………別に」


対称的にキョンキョンは少しご機嫌斜め?