【長】野球ボール〜ソウソウの夏〜

そして長い夜と、長ーい補習がやっと終わった。

っしゃ、デートだ!!


キョンキョンの席を見ると、一輝が何か話そうとしてた。


「叶夏、今日さ〜…」


何か異変に気付いた俺は、容赦なく話を中断させる。


「一輝!!キョンキョンは今日、俺とデートなのっ」


「は?…デート?」


「や…えと、ちょっ…」


俺はデカイ声で一輝に言い放った。

心配そうなキョンキョンを挟んで、宣戦布告!!




「もう一輝にキョンキョン任せられないから、俺がもらうっ」


「…………どういう意味?」


軽く睨まれながらも、正々堂々一輝に向けて言った。


「俺、キョンキョンが好き!!」


その途端、クラスメートもガヤガヤと賑わった。


この中にもキョンキョンを狙ってる奴がいるのは知ってる。

だからわざと大声で気持ちを伝えた。