「はっ?」

最期?



「知らないのですか?この世界が崩壊すること。」




世界が…崩壊?


「あの、どういうことですか?」


動揺まるわかりの俺に神父は優しく笑って言う。

「此処ではなんですから、教会に来ませんか?」


確かにそうした方が気が紛れそうだ。


俺はゆっくり立ち上がり、神父の後をついて行った。