「寧々音!生徒会終わったの?」

仲村 寧々音(ねねね)はコクンと嬉しそうに頷いた。

「何々?何を話してたのー?」
寧々音は3人の顔を順番に見ながら言った。

「だから、彰はア「空ぁ!」

俺の言葉を必死に遮る彰。
その姿を見て静かに笑う柚歌。何のことかわからず首を傾げる寧々音。


「俺はただ、空に時計台に付いてきてほしいって頼んだだけなんだーー!!」