そうだよな。
俺は心で密かに思った。

「干渉を切り捨てたこの村で、こんな素晴らしい力に巡り会えるとは…。」

と言いながら俺の方を見るアラン。

「えっ?」
今目が合ったような……


「〈破壊〉の力……それさえあればこんな愚かな戦争早く終わらせられるのだかな。」

アランはニヤリと笑う。