っ……!!沙耶っ! 俺は必死に抵抗すると運良く腕が1人の兵士の頭にあたったらしく、捕まれていた力が一瞬緩んだ。 その隙に拘束から脱け出して沙耶の下へ走ってく。 「離せよっっっ!!!」 俺は咄嗟に兵士の腕を掴む。その瞬間、俺の手から光が発せられた。