男は銃をしまい、何もなかったかのように「行くぞ。」と命じた。


何だ……何だよ…いったい……
その時、頭に言葉が響く。

‘壊セ’

えっ?

‘気ニ入ラナイモノ、嫌イナモノ、全テ壊セバイイ――オ前ニハソノ力ト、資格ガアル’


その言葉が、最後だった。

「やめろ―――――!!!!」

俺の叫びと同時に俺の中から光が現れ、周りを全て包んでいった。