「うぇ…のあ~!!」 ――ドスン 情けない叫び声と共に俺はベッドから落ちた。 「っ…痛。」 俺は頭をさすりながら起き上がる。 …ベッドから落ちるなんて……ベタすぎる。 俺は窓から時計台を見た。時計台は、何も変わらず11時59分を示したまま止まってる。 昨日……何してたんだっけ? 俺はそんなことを考えたまま,部屋から出て行った。