「まぁ、そうなんのかな。具体的には、力の値を覚えたんだけど。」 「力の値?」柚歌は首を傾げる。 「俺達が使ってる力は、それぞれ特徴が値で表してあるらしい。お前は、それを音として読み取ってるのかもな。」 「つまり、空はその音を完全に覚えたってこと?……無限にあるのに…。」 「俺の記憶力は、お前はよく知ってるだろ?」 俺は頭をトンとつついた。