「ぐっ…!はぁ、はぁ。」 倒れそうになった体を支えるため、咄嗟に手を床についた。 駿河は、何もできずただ呆然とその光景を見ていた。 俺の中で、力を壊した手応えがあった。 「っ……はぁ、はぁ。」 俺は立ち上がる。 「200年前と同じ道は進まない。俺達は、新しい道を歩き出す。」 そう最後に言い、柚歌の下にふらつきながら向かっていった。