「…何馬鹿なこと言ってんだ。」

俺は息が切れながらも、言った。


「お前を、殺せば、何になんだよ?また200年前の繰り返しじゃねぇか。」


1つ、気づいたことがある。

200年前、今と同じ様に拓は怒りに任せて力を放った。

だけど、その悲劇は止めることは出来なかった。