駿河もまさか銃が来ると思わなかったのか、手でガードしたものの一瞬遅れ完全に避けることは出来なかった。

俺はその内に柚歌の所まで走る。


「空っ!?」

柚歌の顔を見ると、大分駿河に対して怯えているみたいだ。

そりゃそうだよな……あの悲劇を起こした張本人だしなぁ。

だけど相手は待ってくれず、駿河は俺達に銃を向ける。