「お前なんかの思い通りにはさせるか。力なんか絶対使ってやんねぇよ。」

こみ上げてくる怒りを必死に抑えながら、俺は駿河を睨む。
世界征服なんて冗談じゃねぇ。これ以上、悲劇は繰り返してはいけない。

って、なんかの小説に書いてあったような…


「…ふむ。君は置かれている立場がわかっていないのかな?」

その言葉が合図のように、俺の腹に向けられていた銃が押し当てられた。