「えっ?」

200年前の人間?
柚歌と…同じ?

「かなり驚いているみたいだね。そんなに驚いてもらって光栄だよ。」

駿河は、ゆっくりと俺の髪を離す。
けど、瞳だけは合ったままだ。

「ふざけんなよ…だとしたら、何でお前は生きて……。」

そういえば、柚歌も何で生きてるんだ?

語り部は、この世界が新たに時を刻み始めたと言っていた。
なら、コイツ等は生きてたとしても、すんごい年寄りなんじゃ?