どうなってんだよ……。

そう思ったとき、部屋の扉がガチャっと開く。

「お目覚めかなーー?」

声の方を向くと、3、4人の帝国軍の真ん中に、スーツに身を包んだ男がいた。


「帝国軍…!」

「ようやく目が覚めたのだね、君を待っていたよ。手荒な真似をして失礼したね。」
今までのことを一言で片づけやがった。