「雫と先輩ホント仲いいってゆうか、兄弟みたいだよねっ。」
私達が歩いて来た方に向って歩いて行く明の背中を見送りながら、ほほ笑ましそうに言うアンナ。
ガラスごしに差し込む光を浴びてキラキラして見える。
友達と歩く明の横顔もキラキラして
やっぱり2人が一緒にいたら絵になるなぁ…
明の後ろ姿を見ながらぼんやりしていた私の手をアンナが引く
「雫?ぼんやりしてると置いて行くよ?」
「あっゴメン!」
私はその声にハッとしてアンナの横に並んで歩き出す。
連絡通路をぬけて管理棟に入ってもアンナは無言のまま
さっき明の事見てたの気にしてるかな
アレはマズかったかな
変な風に見えたかな
応援するとか言っといて
もしかして、アンナが気を悪くしたんじゃないかって不安になる。


