「…ぷぅふふっ……。」



ポーズをとった私の背後から、明らかに堪え切れずに噴出して笑ってしまったかの様な
笑い声



げ…。



私は全身の血の気が下がるのを感じながら、恐る恐る振り返る。



ガァーーーン…!!



振り返った先には

程よく肉付きのイイ細めの長身の男子学生。


ガラスに反射した太陽の光を浴びて、サラッと光る短い茶色い髪

広い肩幅の上に小さなお顔

濃いめのキリッとした眉に

深めに調った瞳



白馬の王子!?(乗ってないけど)



って思わず叫びそうになるくらいの



誰がみても"イケメン"であろう男子が



私を見て、笑ってる。



あまりの恥ずかしさと自分の不甲斐なさに押し潰されそうになりながらも


色んな意味でドッキリしすぎて

フリーズして動けない(泣)