「あ、あぁ…幼馴染みの雫と、友達のアンナちゃん。 えっと、で、同じクラスの創太と美香(ミカ)。」 美香さんと、私の横で同じ様に固まってるアンナを明は交互に見て紹介した。 「雫ちゃんとアンナちゃんね…。 宜しくね。」 笑顔で私達にそう言う美香さんの笑顔は 明らかに私達に敵意識を持った、女の笑顔だった。 同じ事を感じとったのか、アンナは明にCDをさっと返して 「明先輩ありがとうございます。 じゃあまた!」 それだけ言って私の手を引いて3年生のフロアから出て階段を駆け降りた。