俯いて部屋を出ようとドアノブに手をかけた時 後ろからフワッと温かいものに包まれた。 「今日だけ泣いていいぞ?」 私の頭の上から先生の優しい声が聞えて 私の涙腺は決壊した。 「ぅっ…ふぇぇ……」 後ろから先生に抱き締められたまま、声をあげて 子供みたいに泣いた 今日だけ 今だけ 明日からはエージェントとして しっかりこなすから 先生の温かさに甘えて 泣くだけ 泣いた…