私の質問に養護の先生は、あぁっと頷き
私をベットに入る様、背中をそっと押して誘導しながら答える。
「実はね…アタシなのっ♪」
エヘっと笑う先生…
アタシなのって…?
何が?
えっもしかして先生がエージェント!?
でも"D"は男でしょ?
さっきの声も男の人の声だし?
えっもしかして"D"が男って噂、カモフラージュなの!?
訳が分らず混乱気味な私に先生は笑顔のまま答える。
「アタシが、今日からなのっ!
前の養護の先生が産休に入られたから私は代打なのっ。
8月から引き継ぎとかで、少し来てたんだけどね。
まだ先生方の名前全員覚えてなくて、ゴメンなさいね。ふふっ☆」
……えーー
ドッキリ損!?
とっても女性らしい先生は、フワッと笑ってる。