目を覚ますと白い天井とライトブルーのカーテンがぼんやり見える。
少し開いた窓から入る風にカーテンが気持ち良さそうに揺れる。
ぼーっとしたまま窓から見える整った中庭を眺めながら夢を思い出す。
まだエージェントになる前の私…
何気に乙女だったな
明もあんなに可愛かったっけ
夢でしたキス
なのに今したみたいに
唇に感触がよみがえる…
明……
「あれ、雫起きた?
俺も寝ちゃったみたい…。」
突然ベットの右側が揺れて掛け布団の丁度盛上がっていた所の影から
イスに座って布団にもたれていた明が伸びをしながら上半身を起こした。
――――えぇ~!?
なっなっなっなんで
明がココにいんの???
私は驚いて飛び起きた。


