「明君、雫を宜しくたのむよ。」
「はい…。」
近くに居た明と"A"は握手を交わして2人にこやかに会話をしてる。
幸せだな私
こんな風にここにいれて
幸せをみんなに祝ってもらえて
話す2人を見てみんなを見て心からそう感じた
会もそろそろ終盤
私と明はみんなに挨拶とお礼をした
そして私の方に向直った明は
「雫にブレゼントがあるんだ。」
そう言いポケットから小さな箱を取り出し、私の目の前で開いて見せた
白いクッションに収まっていて中心に埋め込まれた小さなダイヤが控え目に光る
シルバーのリング
「婚約指輪、受け取ってくれますか?」
そう聞く明に私は頷く
嬉しくて声も出ない
頷くだけで精一杯
箱から取り出したリングを明はゆっくり私の左手の薬指にはめ込む
「ありがとう明!
嬉しい…。」
私達は見詰め合い微笑み合う
拍手をしてくれるみんなにせかされ
私と明はお互い照れながら
誓いの
キスをした
◆END◆