明にエスコートされ1階の南側にあるテラスに出る
日がサンサンと差し込む明るいウットデッキ
その先には芝生が広がり奥には綺麗に整えられた植木
私と明が外に出るとパーンパーンって音と同時に紙吹雪が舞う
「ななななな何!?」
突然の事に硬直して固まって居る私
そんな私を見て苦笑している明
私達の前に、手にクラッカーをもった笑顔のアンナと先生
そして
「あの時の!」
私が"real"に行く前学校で会った綺麗な女の人がにこやかに立っていた。
「驚かせてごめんね、雫ちゃん。」
…誰?
そう言えばなんで私の名前知ってるんだろ?
どっかで会ったのかな?
誰だっけぇ~?
戸惑う私の横で苦笑していた明がその女性に向って呼び掛けた。
「姉さん、雫困ってるよ。」
「おっお姉さん!?」
私は驚いて思わず聞き返す
お姉さんって明のお姉さん!?
…って事は
「日和(ヒヨリ)さん…?」
「やっと会えた…噂の雫ちゃん♪」
フワッ良い香りをまとった日和さんは私に駆寄り、フンワリ私を抱き締めた。


