地響きを感じた瞬間、部屋の外でジリジリと鳴り響く非常ベルの音
「おいっ!お前ここでこいつら見張ってろっ!」
一瞬蒼白になった眼鏡男は、すぐに険しい顔になり部屋を飛出して行った。
「は…はい……ゔっ…!」
鳴り出した非常ベルや突然な事態に驚いてキョトンとしていた大男が突然床に向って倒れこんだ
床に投げ出されたアンナ
「アンナっ!大丈……夫?」
突然大男が倒れた事に驚きながらも床に転げ落ちたアンナが心配で駆寄った
けど…
アンナはすぐに立ち上がり縛られていたはずの手で口元のタオルを外して、手慣れた様子で素早く大男の手を縛り上げた
「この男よくもぉ~!」
アンナはそう叫びながら大男にドロップキック
「ゔぅ…」
っと呻き声を上げ、すっかり伸びている大男を見下ろすアンナ
…アンナ?
私は放心状態でその様子を傍観していた。
「ふぅ~悪いヤツはこうなるのよっ!
雫!見てないで逃げるわよっ!」
「あっうん…!」
私はアンナに手を引かれ部屋を飛出した。


