先生は思いだす様に喋りだす
「3日前、俺が"Z"の事で調べる事があって出かけてる間に居なくなってた。
でも、牧園は自分が危ない状況な事分ってたし部屋にあった荷物もそのまま。
居なくなる前に飲んでたコップもそのまま置いてあった。
何か思い立って自分から出たか、それとも誰かに連れ出されたか…。」
「…どっちにしても何かあったって事ですよね?」
「あぁ…。」
私の問い掛けに頷いた先生は、グラスに残ったコーヒーを飲み干し私を真剣なまなざしで見る。
「牧園の捜索をお前にも手伝って欲しい。
出来ればこうゆう仕事にお前を巻き込みたくなかったんだけど、自体が自体だ。
危険も伴うかも知れないが、牧園をほっとく訳にもいかない。
協力してくれるか?」
「…もちろん、ボス!
私、アンナに伝えたい事があるんです。
だから…だから絶対に探し出します!」
私がそう宣言すると先生は安堵した様に微笑んだ。
「良かった…。
助かるよ。」
助かるよって
アンナはミッションのターゲットだもん
私情が挟まってなくても助けるのに協力するに決ってる


