"A"は許してくれるかな
『ダメって言っても雫は聞かないからな。』
そう言いながら笑う"A"の顔が浮ぶ
アンナには申し訳ないけど
アンナにもちゃんと自分の気持ちを伝えるんだ
"D"にも謝らないとな
『だからムリなら下りろって言っただろ。』
呆れる顔が思い浮かぶ。
ダメなエージェント
もしこれでエージェントが出来なくなったとしても
この気持ちを伝えないでいるより
ずっと自分らしく居られる気がする
私は持っていたアイスティーを勢い良く飲み
ベンチから立ち上がる。
まずは"D"に会ってアンナを助ける
自分の想いを遂げるのはそれから!
私はゴミ箱にペットボトルを投げ入れ駅に向って歩き出した。


