1人掛けソファーが並んだお店の1番奥
先輩が座ってる席まで行くと、モバイルPCをいじってた手を止め顔を上げた。
「で、どうだった?アノ2人。」
「まぁボチボチですよぅ。
ってゆうか、初期状況の説明がもぅ少し欲しかったです。
おかげで頭の中憶測だらけですよ。」
先輩のPCが置かれたテーブルを挟んで、斜向いにあるソファーに私も座る。
先輩はフッと表情を緩めて、う~んと考えながらPCを見つめてる。
「そうだなぁ…。
俺はある陰謀を止める為にこの学校に来たんだよね。」
PCからゆっくり視線を私にずらした先輩の表情は、まるで私を試すかの様にジッと私の瞳を見つめる。
「い…陰謀?」
「そう、陰謀。
それであの2人のデーターが欲しかった。
どうだったの?何か分かったんでしょ?」
先輩はニヤリ微笑みながら、私が集めるべきデーターの要求をする。


