「で、調べたい内容は…?」
先輩がいつまでも振っている指を強制的に引き離し聞いてみた。
「2人のプロフィール。
って言っても表のじゃなくて裏のね。
さっき話しただろ?学園に潜入してるヤツが居るって。」
「…あ、ハイ。」
「それがあの2人だと俺は睨んでる訳。」
ぷっ…
あ~だめだめだめ…
吹き出しちゃだめだ!
笑いそうになる顔を必至に普通の状態をキープして堪える。
先生は確かに合ってるけど
アンナ違うし
もぅ1人は私なのに
先輩ったら私に持掛けるなんて失態ですね
「裏…って、どうやって?」
「そうだなぁ、分かりやすく言うと"聞き込み""事情聴取""張込み"?」
私はケーサツかぃ!
ツッコミたい気持ちも必至にガマン
だから心の中で何度もツッコミ
やっぱり颯太先輩はコードネーム"Z"の手下か…
最悪"Z"本人?
イヤ…本人って事はないか。
それまた、別の組織?
でもきっと"D"を陥れる為に送り込まれた刺客に違いない…
何も分かんないフリして作戦に乗って、相手を暴くチャンス!?
乗らないはずが無い


